古代から生育しており、今では全国に分布しています。
ちなみに原産国は中国です。
樹高は25~30mにもなる落葉高木で分類は針葉樹になります。
また、いちょうにも雄株と雌株があり、秋になると実るあのビールに合う
最高のつまみ銀杏は雌株にしかなりません。
しかし、銀杏は臭く匂うので皆さんが街路樹なんかでよく見るイチョウの木は
ほとんどが実のならない雄の方が植えられています。
雄と雌の見分け方は葉の形の違いでわかります。
雄は葉の形が扇形になっており、雌は葉の先が少し割れています。
素材としてのいちょうは、心材と辺材の区別があいまいで
色は満遍なく淡黄色です。
(心材は材の中心、辺材は皮に近い部分)
材は柔らかく、切削の加工も容易で工作にも向いています。
水湿にも強いのでまな板に広く用いられています。
それと、加工が容易な事から器具や家具、彫刻材など
様々な用途で使われています。
当社ではほとんどまな板にしていますが、
今は以前製材したいちょうの大割の板がありますので、
使いたいという方はお気軽にお問い合わせください。
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